新サンプルボード「在庫管理ダッシュボード」リリース!
Open Gallery:企業のデータ可視化をサポート!
在庫管理の課題として、データの即時把握や属人化の排除が重要とされています。
しかし、多くの企業では、その仕組みづくりに着手できていない、または効果的な手段を見出せていないのが現状です。
さらに、データ活用による課題解決を目指しても、データの加工や集計作業に時間を取られ、本来注力すべき業務分析や改善活動に十分な時間を確保できないケースが多く見られます。
このような課題を解決するため、私たちは現状分析からデータ整備、基盤構築、可視化、さらには運用保守まで、一貫してサポートする「ビズクリア」を展開しています。
今回は、その具体的な活用例として、Metabaseによる「在庫管理ダッシュボード」をご紹介いたします。
ダッシュボードを活用することで、在庫状況が可視化され、業務効率化も目指せます!
こんなお悩みはありませんか?
- 在庫数を確認したいのに、リアルタイムの状況がすぐに把握できない…
- 複数の倉庫の在庫データを一元管理したいけど、うまく統合できていない…
- 需要予測が難しく、在庫が多すぎたり少なすぎたりしてしまう…
- 手作業での在庫管理に時間がかかり、入力ミスも心配…
- 長期在庫が増えているのは分かっていても、どの商品をどれだけ持っているのか正確に把握できていない…
これらの課題は、在庫管理ダッシュボードの導入により解決できます。
データを可視化し、一元管理することで、より効率的な在庫管理が実現可能です。
可視化への足掛かりとなればと思い、実際に操作いただけるMetabaseサンプルダッシュボードをご用意いたしました。
Metabeseの特徴・可視化メリットは、こちらの記事で紹介しています。併せてご覧ください。
Open Gallery「在庫管理ダッシュボード」のご紹介
実際のグラフやマウスオーバーでの詳細表示など、ダッシュボードを体験いただけるようサンプルダッシュボードをご用意いたしました。
メールアドレスやお名前などの登録は必要ありません。リンクをクリックすれば、すぐにダッシュボードをご利用いただけます。
在庫の入出庫数/金額、推移などを確認できるボードです。
想定される企業の状況
卸売業における典型的な在庫管理の課題を抱える企業を想定しています。
A、B、Cの3種類の商品カテゴリーを取り扱う部署では、Excelでの月次管理を行っていましたが、詳細な内訳や前年比較などの分析が困難な状況でした。
各商品カテゴリーについても以下の特徴があることはわかっているのですが、グループや担当者ごとに把握・管理しているものが多く、長期在庫も発生しています。
<現時点で把握できている商品カテゴリーごとの特徴>
商品カテゴリーA:取引先が多岐にわたり、突発的な在庫変動が発生しやすい
商品カテゴリーB:比較的安定した在庫管理ができているものの、個々の管理に依存
商品カテゴリーC:緊急用在庫として管理、需要予測の精度が低い
ダッシュボードによる可視化のポイント
今回のダッシュボードは、様々な情報を1枚で把握できるサマリーページとして設計しました。配置しているグラフの中から、いくつかピックアップしてご紹介します。
在庫全体の内訳です。在庫の構成比を明確にし、特定カテゴリーへの過度な集中など在庫配分のバランスを把握します。
入出庫のバランスを確認します。時系列で見ることで、安定性や変動制を把握します。
各商品カテゴリーに所属する商品の在庫状況を確認します。
長期在庫となっている商品を★でマーキングして、積極的にリリースすべき商品と在庫数を明確にします。
可視化により見えてきた課題と改善方針
商品カテゴリーA
在庫数、長期在庫数ともに最も多い状態が確認できます。
管理担当者がリアルタイムで在庫状況を把握し、迅速に対応すべき商品を洗い出します。ダッシュボードを通じて担当者以外にも状況を共有し積極的な取引先の開拓に繋げます。
商品カテゴリーB
在庫状況は他に比べ安定していますが、長期在庫となっている商品も確認できます。
時系列で在庫状況を管理し、予期せぬ在庫増加や出荷遅れの早期発見を実現します。
商品カテゴリーC
在庫全てが長期在庫になっている商品があります。
データに基づく適正在庫量の設定と、より効率的な発注管理により必要な商品、需要が低い商品の見極めを実現します。
ダッシュボードを利用して可視化することにより、各商品の特性に応じた在庫管理が可能となり、長期在庫の削減に向けた対策立案やデータ集計の自動化、メンバー共有などの業務効率向上が期待できます。
ダッシュボード作成のワンストップサポート
当社ではダッシュボード作成をワンストップサポートいたします。
データ可視化の実現には、明確な目的やデータの準備、運用の仕組み作りが不可欠です。
そのために、要望確認や必要なデータの取りまとめ、ツール選定など、やるべきことも多数存在します。
しかし実際は、専任者不在や有識者不足などにより兼業での対応となり思うように進まない、また相談相手もいない、といったことはないでしょうか?
ビズクリアでは、Metabase環境のご提供といった部分的なサポートだけでなく、可視化に必要なデータクレンジングや加工修正、データを蓄積し利用するためのデータ基盤構築、そして継続的にご利用いただくための運用保守まで、ワンストップでサポートさせていただきます。
ぜひ一度、ご相談ください。
Open Gallery 今後の展開
今回はMetabaseをご提案する理由と、実際に操作いただけるサンプルダッシュボードをご紹介しました。
サンプルダッシュボードは、今後も拡充していく予定です。
どうぞお楽しみに☆